鳥々夫人の夕暮れ

感応性難聴の夫との事、子どもの事。感銘を受けた言葉。

与えよさらば与えられん

手帳にメモが残っていた。

2015年の1月ごろ。

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『与えよさらば与えられん』

本来の意味は”情けは人の為ならず”的なものらしい。

が、最近夫と一緒に生活していて思ったのは

何の思惑もなく、損得勘定抜きで相手のために何かすると、

とても気持ちのよい形で戻ってくるという事。(夫婦限定)

ちなみに、聖書だと『求めよさらば与えられん』だとか。

G-SHOCK mini 4706 時刻合わせの仕方を毎回忘れる

【アナログ】

1:左下ボタンを押す(H-SET 針合わせモード)

2:左上ボタンを2秒押す(セットモード)

3:右下ボタンを押すと、長針が時計回りに動くので、時刻を合わせる

4:左上ボタンを押して終了

 

【デジタル】

1:左下ボタンを押し(日付モード)、右下ボタンを押して時刻モードにする

2:左上ボタンを2秒押す(セットモード)

3:左下ボタンを押すと点滅箇所が変わるので、合わせたいところを点滅させる

4:右上ボタン=進める、右下ボタン=戻す

5:左上ボタンを押して終了

 

かれこれ10年近く愛用しているG-SHOCK mini 4706。

本家G-SHOCKの無骨さをそのまま小さくした雰囲気でお気に入りです。

(Baby Gは可愛い感じでしっくりこないし、本家はデカすぎて手首が動かしにくくなる)

この時計、とても気に入っているのだが何故かアナログ時計が早く進んでしまい、気づくと数分ずれてしまっているのです…。

そして私はだいたい時間ぎっりぎっりに行動するので、

脳内で数分の時刻のズレを修正しつつぎっりぎっりに行動するのは脳にとっても負荷がかかる。

ズレを直せば良いじゃん、という話なのだけど直し方が覚えにくくてやる気が出ない。

さらに長針が進んでしまってずれるのに、合わせ方が「長針を進める」しかないのだ。

つまり毎回11時間と57,8分を進めることになる。これがめんどい。

毎回検索するのも億劫だし、ここに記録しようと思う。

この先ブログを書くのを忘れてしまっても時計の針がずれるたびに思い出すだろうし!

平穏な日々がいつまでも続くといいな by 夫

2015年1月。

夫に今年の抱負は?と聞いたら特になしと返され、

うーん…特にないけど希望を言うなら…と、この言葉が返ってきました。

 

なんてことない一言ですが、印象に残ったのでメモしていたようです。

「平穏な日々」はとてもかけがえのないことなのだと今では思います。

ましてや「いつまでも続く」は、続かせる努力もある程度必要ですよね。

 

たまに嵐が吹き荒れたり曇天続きになることもあるけど

のどかな光射す中庭のような、穏やかな生活は必ず戻ってくる日が来る。

そう思って、夫が荒れてる時期はこの言葉をよく思い出していました。

Life is a choice.It is YOUR life.Choose consciously,choose wisely,choose honestly.Choose happiness.

オーストラリアの介護士・Bronnie ware さんのブログ。

“Top Five Regrets of Dying”

確かイギリスの新聞で紹介されて話題になり日本でも色々な媒体で記事を見かけました。

(その当時はまだバズるという言葉はありませんでしたが、まさにバズってました)

ブログから派生して本も出版されました。

緩和ケアのお仕事を通じて多くの人々を看取るうちに、

死期を悟った人々の後悔には共通点がある事に気づいたというブログの、最後の一文。

 

この文章を読んでから、未来を見据えて真摯に生きようと思うようになりました。

 

共通しているという5つの後悔は次の通りです。

・他の人の期待に応えるのではなく、自分に正直な人生を生きる勇気があればよかった

・あんなに仕事ばっかりするんじゃなかった

・自分の感情を表現する勇気があればよかった

・友達と連絡を取り続けていればよかった

・自分をもっと幸せにしてあげればよかった

 

死に直面したに、人々の心に沸いて起こる後悔。

Life is a choice.It is YOUR life.Choose consciously,choose wisely,choose honestly.Choose happiness.

意識的に、賢く、正直に、幸せを選ぼう。

結婚願望が薄かった私が結婚をして、人生における一大choiceをしたわけです。

 

死ぬときには「あー、満足。」と思って死ねたらいいなあ。

二人の生活、人生、やり方を作り上げていこう!

こんにちは。鳥々です。

 

ブログを書くために、夫が感応性難聴を発症した頃の手帳を振り返ってみました。

思わず没頭してしまいました。

過去の自分が何を考えていたのか追体験したり、

感銘を受けた言葉に改めて感じ入ったりして。

時を遡り、結婚直前の手帳までたどり着きました。

2014年の1月の余白にその年の目標がいくつか書いてあり、

その中にこの言葉がありました。

「二人の生活、人生、やり方を作り上げていこう!」

2014年の4月に入籍するわけですが、なかなか良い目標を持っていたなと思います。

もうすぐ二人の生活が始まろうとしていました。

いまは子どもが二人生まれ四人家族になりましたが、根底にあるマインドは同じです。

 

夫の病気で苦しんでいた時も、子育てで悩んでいた時も、

この気持ちがあるからこそなんだなと再確認しました。

 

ブログを始めるのにまさにぴったりな言葉を再発見して嬉しくなりました。

やるじゃん、私!!